| このコーナーは、会員の皆様からの自由なご投稿を掲載するページです。 ・樹木医としての個々のご活動内容
 ・樹木医活動や日頃の観察から得られた興味ある事象や問題
 ・樹木医および樹木医活動に対する日頃の問題意識、ご意見、ご提案
 等々です。
 
 <2022年3月21日>
  ●和田邦孝(樹木医)
 2022.3.13 剛ノ池西エリアにて
 明石公園の築城400年記念に植えられた、河津桜が満開です。
 満開の木と2分咲きの木とか色々だなあと、遠目に見ながら歩いていたら、緑色は葉芽が開きつつありました。
 花が多い木、花が少なく葉が多い木、枝一杯の花が咲く木、枝先に花が咲く木、枝元に花が咲き、枝先が葉芽の木(これが伸び盛り)と色々です。
 どうして、こう色々なのか考えながら、7本の木を行ったり来たりしながら見ました。
 ★樹木医の皆様、分かりましたら教えて下さい。
 
 今までは、明石公園東入口から入ってすぐの石垣の桜が一番先に咲くと聞いて見に行きましたが、つぼみ固しでした。
 
 ★明石公園の桜マップを、明石公園桜守ボランティアの方々と一緒に作ろうと思いますがいかがでしょうか?
 ・染井吉野より先に咲く桜。
 ・染井吉野と同時期に咲く桜。
 ・染井吉野より遅く咲く桜。
 この3部分作として、マップと解説くらいでどうでしょうか?
 教えていただける方、ご協力いただける方がおられましたら、よろしくお願いいたします。
 
 <2021年2月4日>
 ●河合浩彦(樹木医)、久保田 和男(樹木医)
 広田神社コバノミツバツツジ保存会の活動報告です。
 ・活動日時:令和3年2月4日10:00~15:00
 ・活動場所:広田神社境内
 ・ボランティア参加者10名、広田神社・細谷工務店3名
 ・河合理事長に現地確認頂き(1月28日)深植え状態を割竹工法で改善した
 ・樹木医コメント:来年春の花の季節が楽しみです。
 ・森林ボランティアKSC 詳細はこちら→
 
 <2020年12月17日>
 ●久保田 和男(樹木医) 、 小倉 裕紀 (樹木医補)、 和田 邦孝(樹木医)
 明石公園桜守ボランティア活動を行いました。
 ・花緑センター東側にて、桜 被圧木・枯れ枝 剪定 、樹勢回復作業等
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 <2020年12月9日>
 ●小倉裕紀(樹木医補)、和田邦孝(樹木医)
 ひよどり台小学校6年生と寒緋桜の下草刈りを行いました。
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 <2020年10月7日>
 ●久保田和男(樹木医)、和田邦孝(樹木医)
 明石公園7 号トイレ裏(試験地)他に於いて、森づくりボランティア活動を行いました。
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 <2019年3月9日>
 ●河合浩彦(樹木医)
 「深植障害」について考察します。
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 <2019年2月21日>
 ●久保田和男(樹木医)
 本丸跡北側で、桜守ボランティア活動(被圧木の剪定、来年度の活動日打合せ)を行いました。
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 <2019年1月17日>
 ●久保田和男(樹木医)、和田邦孝(樹木医)
 西芝生広場北側の園路の付近他で,桜守ボランティア活動(被圧木の剪定と枯枝剪定、桜の主幹新旧切替剪定)を行いました。
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 <2018年12月20日>
 ●久保田和男(樹木医)、和田邦孝(樹木医)
 剛の池南側、バラ園西側に於いて,桜守ボランティア活動を行いました。
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 <2018年12月5日>
 ●久保田和男(樹木医)
 明石公園ローンボウルスコート裏竹藪に於いて,森づくりボランティア活動を行いました。
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 <2018年11月11日>
 ●河合浩彦(樹木医)、米澤公夫(樹木医)、久保田和男(樹木医)、和田邦孝(樹木医)
 藤見池(しだれ桜)周辺、バラ園西側他に於いて,桜守ボランティア活動(桜の育樹祭)を行いました。
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 ★当日のチラシはコチラ
 
 <2018年11月7日>
 ●和田邦孝(樹木医)
 明石公園サービスセンター裏斜面に於いて,森づくりボランティア活動を行いました。
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 <2017年12月22日>
 ●中井 堅(樹木医)
 川代渓谷(篠山)周辺の桜383本について、てんぐす病罹患状況を毎木調査しました。
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 <2017年11月17日>
 ●中井 堅(樹木医)
 アスナロを、神戸港開港150年記念のために、富山県からメリケンパークに移動しました。
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 <2017年10月14日>
 ●中井 堅(樹木医)
 名塩北公園(西宮市)のクスノキの健康診断を行いました。
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 <2017年9月19日>
 ●久保田和男(樹木医)・和田邦孝(樹木医)
 明石公園森づくりボランティア活動(第5回)を実施しました。
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 <2017年>
 ●伊藤幹二(樹木医)・伊藤操子(樹木医)
 「樹木医学研究」の論文が掲載されました。
 「生物検定を用いて明らかにした樹幹周辺土壌の樹種特性」樹木医学研究 21巻1号:13-19,(2017)。
 要旨:樹幹周辺の下層植生が多様な様相を呈する樹木見本園(京都市)において,株元に植生がなく裸地化していたスギ,ヒノキ,植生が著しく貧弱であったオニヒバ,ナギ,フジキおよび植生が豊富であったヌマスギ,エノキ,アキニレの計8樹種の樹幹周辺土壌の生物・化学的特性を,3種の草本植物およびフザリウム属菌を用いた生物検定ならびに土壌pH,ECの測定によって比較した.検定植物レタス,イタリアンライグラス(いずれも播種)およびセイタカアワダチソウ(根茎片を植付け)の生長量は,レタスでは明らかに,他の2種では概ね土壌採取場所の植生量の差異に対応した傾向を示した.また,フザリウム属菌の大型分生子の発芽率も土壌を採取した樹種間で著しく異なり,その傾向には検定植物の生長量の差異と共通性が認められた.とくにヌマスギ,エノキ,アキニレと他の5樹種の間でこれら生物検定結果の差異が明瞭であったことから,前者では生長促進的な土壌が,後者では生長抑制的土壌が形成されていると推察された.ヒノキ土壌およびスギ土壌は,pHがそれぞれ3.9および4.2と強酸性を示し,レタスの生長,フザリウム属菌の分生子の発芽ともに強く抑制した.EC値と生物検定結果との関係は認められなかった.以上の事実は,樹幹周辺表土の生物相の特徴や多様性に,そこに生育している樹木の種特性が深く関与していることを示唆している.
 
 
 
 
 
 
 
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